このトレーニングは「目をニュートラル」を掴んでからがお奨めです。
ここでのトレーニングで重要なのは「水晶体を伸ばす」ことを意識することです。
水晶体が伸ばすためには、以下の2つの要素が重要です。
①目がリラックスしていること
②焦点を合わせようとすること
ただ、これらを同時にやろうとすると、①では脱力が重要で、②では力が入りがちなので、このバランスを取ることが必要になります。
したがって、以下のトレーニングは水晶体の伸ばし方を掴みやすいというものですので、参考にしつつ、より自分に合った方法を試してみてもらえたらと思います。
◆焦点が合う距離を伸ばすためには水晶体を伸ばすことを意識
トレーニングを行うときはなるべく見晴らしが良く、遠くが見渡せるほうがやりやすいと思います。
①しっかり目をニュートラルにして、遠くの方をぼんやりと見る
②視野を広げるイメージで、ニュートラルの状態からさらに目を外側に広げる
⇒実際に広がる必要はなく、目を外側に広げるイメージで見ることが重要
⇒上に広がるというよりは、両斜め下に広がっていくイメージ
③視野を広げた状態を保ちつつ、遠くのもの(建物でも雲でも)を見る
⇒焦点が合う必要はないですが、合わせようとするときに水晶体が伸びます
⇒焦点を合わせることに集中し過ぎると、水晶体が伸びにくくなります
視野を広く保つ:遠くをみるを7:3くらいで視野の方を意識しましょう
⇒目に力が入りやすいので、脱力できているかもこまめにチェックしましょう
④③の状態でゆっくり大きく目を上下左右に動かす
⇒ぐるっと大きく回してもいい
後半に進むほど瞬きを忘れがちになるので、注意しましょう。
特に後半は目が沁みるように痛むことがありますが、水晶体が伸びている証拠です。少し我慢して、しっかり伸ばしましょう。
たまにギュッと目をつむるとリフレッシュできますので、休憩も忘れないように。
◆ちょっと難度の高いトレーニング
このトレーニングは上記トレーニングで伸びを感じたものの、効果があまり感じられなくなった際に試しましょう。
いきなりこのトレーニングをやっても効果はないと思うので注意してください。
⑤上記③の状態で、なるべく遠い位置かつギリギリ分かる文字を捜してください
⇒道路標識でも看板でもなんでもいいです
⇒読める必要はないですが、焦点が合いそうで合わないくらいがいいです
⑥目を広げる意識を残したまま、ターゲットにした文字に焦点が合うようにじっと見る
⇒視野を広く保つ:ターゲットをみるを3:7くらいで、
焦点を合わせようとすることを重視
⇒より目に力が入りやすいので注意
⇒目の筋肉も固まりやすいので、上記④と交互に行った方がいい
◆さらに難易度の高いトレーニング
上記のトレーニングを片目ずつ行いましょう。
そうすると、どちらの目の方が目が強張っているか等がよく分かります。
片目ずつ行う際は以下の2点に注意してください。
①苦手なほう(見えにくいほう)を重点的にトレーニングする
②焦点を合わす目標は正面よりも少し外側に持ってくる
⇒正面だと寄り目がちになるので、ニュートラルな状態にしにくくなります。
◆トレーニングを補助するマッサージ
このトレーニングを行っていると、水晶体を伸ばそうとしても、周りが固くてひっかかるような、突っ張るような感覚が出るかもしれません。
そこで、目の周りだけでなく、耳の周りや頬周りもさするようにしてほぐしてあげると、水晶体が伸びやすくなります。