体験記3トレーニング初期

トレーニングは本に書かれていた内容やネットで調べた内容をいろいろ試してみました。

〇とりあえず裸眼で生活してみる

 ⇒何も見えないので、まずは慣れている通勤中のみ裸眼で生活を挑戦

 ⇒家にいるときはできるだけ裸眼

〇目の脱力と体をスウィングすることによる目のリラックス

 ⇒目の脱力は「トレーニング概要」で触れたものではなく、単に脱力だけ

 ⇒体のスウィングは目を脱力させてラジオ体操の体を捻る運動

〇青空、夜空を見上げる

〇マジカルアイ

〇遠くと近くを見る

〇遠近感のある絵を見る

〇複雑な模様の線を目でなぞる

 結果から言うと、ほとんどの方法があまり効果を感じませんでした。(今にして思うと、当時の視力とトレーニング方法が合っていなかったからだろうなと感じています。)

 夜空を見上げているのなんて、何も見えないし、いったい自分は何をやっているんだろうと考えてしまうし、ガボールアイも元々ぼやけすぎていて、何をしているのかよく分からないしという感じです。

 そんな中でも効果を感じたのは目の脱力とマジカルアイでした。

 目の脱力については、やっぱり目の周りはガチガチだったようで、1週間ほど続けると徐々にほぐれていくと同時に、目を動かすと耳の上あたりの皮膚が引っ張られるような感覚があったり、普段動かしていないからか、目の周りがピクピクしたりと、大丈夫かなと思うようなこともありましたが、違和感を感じた部分をマッサージしながら続けることで徐々にそういった違和感も減っていきました。

 マジカルアイについては、立体に見える焦点距離と、普通に見るのを繰り返すことで、違う距離の焦点を合わせるということを目が思い出すという感じで、若干視力が上がったような感覚がありました。

 ただ、これらも限定的で、ほぐれていくような感覚があり、かなり気持ちよかったです。特に体のスウィングでは、目を脱力させて行うことで、目の重みと遠心力でほぐれていっていく感じが気持ちよかったです。

 ただ、効果があったと言っても少し見やすくなったかなーくらいで、劇的な効果はありませんでした。

 裸眼で生活してみて感じたことは、とにかく恐怖でした。いつもの通勤ルートであれば何も見えなくてもなんとかなるものの、電車が止まるなどのアクシデントがあると何も分からなくなりました。

 何かあったときのために胸ポケットにメガネを入れておいたんですが、満員電車でメガネが潰されて壊れるなんてこともありました。

 また、階段や歩道の段差も見えないので、これは何かあってメガネもコンタクトもなくなったら終わるなという感じです。

 さらに部屋では物を捜せないし、テレビも見えない、コンセントは穴の位置が分からないなど、かなり生活しにくいので、続けていくうちに何もやる気が起きないという感じです。

 それでも視力の回復には時間がかかるということだったので、しばらくは頑張ってみようと思い、とりあえずは目の脱力とスウィング、マジカルアイ、裸眼生活を続けてみました。

 加えて、目の周りのほぐすために、マッサージもすることにしました。場所的には目の周りに加えて、こめかみや耳の上あたりもマッサージしてほぐしてみました。


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