体験記12:トレーニングが楽しい

体験記11:見つかったラストピース

◆一からやり直す気持ちで

水晶体を少し伸ばすことを意識して、遠近感のある画像を使ったトレーニングを続けたところ、だんだんと焦点が合っていくとともに、目の使い方がまだまだ慣れていないなと思うようになりました。10年以上メガネかコンタクトで生活していたので、それを前提とした目の使い方に慣れ切っているんだと思います。

そこから目の使い方を矯正する感じになるので、姿勢を正しく歩こうとしていたらいつの間にか元の姿勢に戻っているかのように、水晶体を伸ばすような使い方を維持するのは、かなり意識していないと難しいようです。

また、焦点を合わせる距離が変わると水晶体の厚みも調整しないといけないのか、距離が変える度に焦点が合ってくるまでかなり時間がかかります。これも慣れてくると早くなってくるかもしれないですが、様々な距離に慣れようと思うとかなり時間がかかりそうです。

とはいえ、これまでになく焦点が合っていっている感覚があるので、ここから再スタートする気持ちでトレーニングを続けました。

◆慣れない目の使い方は疲労もすごい

ということで、目の使い方を意識したトレーニングをしていたですが、これまでと大きく違うのが目の疲労でした。上手くバランスを取ろうと力が入ってしまったり、頑張って目をコントロールしようとするためか、とにかく目が疲れました。

これまでも目が疲れることはあったんですが、メガネと裸眼を交互にしたり、裸眼でずっといた結果、目が疲れたときは一緒に頭痛もあったんですが、今回は目がすごく疲れるだけで、脳まで疲れて頭痛がしてくるということはありませんでした。

どうやら焦点が合っていないときは、脳内でも補完しようと頑張るらしいので、これまでは脳がフル回転した結果、頭痛がしていたのかもしれません。それが今回は焦点が合っていくような感覚があるので、目の負担が大きくなっているのかもしれないです。

理由はよく分かりませんが、頭痛がないのは素晴らしかったです。その代わり、目の疲労と、それによる筋肉の強張りが今まで以上でした。疲れたときに目のストレッチをしてみたら、かなり強張っている感じがしました。

なので、これまで以上に焦点を合わせるトレーニングとストレッチを上手く組み合わせる必要がありそうです。

◆「見る」意識が変わる

目の使い方を変えることを意識して、トレーニングのリズムも出来てきたころです。瞬間的に焦点を合わせたいときに、これまでは目を細めてしまうことが結構あったんですが、この頃になると、目の力を抜いて水晶体を伸ばそうとする癖がつき始めていることに気が付きました。そして、水晶体を伸びていく感覚があると焦点も合いやすくなりました。

また、焦点が合ってくると、今まではぼやけて見えて当たり前と思っていたのが、なるべくしっかり見ようと意識するようになりました。なるべくなのは、いつもしっかり見ようとするのは疲れるし、ストレスも強かったから無理なくできる範囲にしようという妥協です。

これらの日頃の意識の変化によって、焦点が合ってくる感覚が増え、また目の使い方がまだまだ下手だなと感じる一方で、生活しながらトレーニングになっているのなと感じるようになりました。

また、目の使い方を変えるということは、ずっと水晶体を伸ばし続けているようなものなのですが、これが思ったよりも大変なようで、この状態に慣れるのにもしばらく時間がかかりました。

◆視力向上は長所を伸ばすよりも短所を伸ばす

水晶体を伸ばすことを意識してからは、後は目の使い方が上手くなるだけだと思っていたんですが、そうは上手くはいきませんでした。

まず慣れない目の使い方で筋肉が強張ると、上手く焦点を合わせられないので、ストレッチをしてほぐして、そこから焦点を合わせようとすると、水晶体が固いのか上手く伸ばせずに水晶体を伸ばすトレーニングからやり直しと、よりしっかり焦点を合わせようとするたびに、目の使い方以外の部分がネックになっている感覚があり、それらを改善すると一歩進めるということの繰り返しが待っていました。

焦点を合わせるというのはいろいろな機能が絡み合っているようで、どこかネックになっている部分を鍛える必要があるようです。逆に言えば、その部分を鍛えられるトレーニングをしたら効果が高いようです。

ただやっかいなのは、全体のバランスが大切なようで、どれかを集中的に鍛えても効果は低く、バランスが合ってくるまでは効果も感じにくいということと、ネックになっていることが結構変わるみたいで、効果を感じるトレーニングがコロコロ変わることです。

今では「水晶体を適切に伸ばすためにはどうすればいいか」という軸があるので、どんなトレーニングが効きそうかなんとなくわかるようになりましたが、それまではほんとに手探りにいろいろやっていただけなので、効果があってもまたすぐ停滞してということを繰り返していたのは、おそらくネックを捜すということができていなかったからかなと思います。

◆希望しかない

水晶体を伸ばすことを意識して、どこが弱点か考えながらトレーニングをしていると、目の使い方が上手くなってきていることを実感するとともに、これまではぼやけて見えていなかった近い距離も含めて徐々に見えるようになっていていることを感じられるようになりました。また、同時にまだまだ目の使い方が下手だなとか、目の周りが固いなとか感じるのですが、これらは伸びしろにしか思えない状況です。

ここまでくると、頑張れば効果を感じるし、効果を感じるのでやる気も出るといったいいサイクルができてきました。

あとはしっかりとトレーニングを継続するだけだなという感じです。

→(終)体験記13:トレーニングは続く(執筆中)


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